最近、ホームセンターに行くと殆どがテフロン加工のフライパンが販売されています。
テフロン加工の「くっつかない」というキャッチフレーズは心惹かれますよね。
ですが、テフロン加工のフライパンも元は鉄フライパンです。
ということは、時間が経てば鉄製のものと変わらないということです。
今回は、鉄製のフライパンがくっつく真相や、お手入れ方法をご紹介します♪
目次
フライパンが鉄製だとくっつくと聞くけど真相は???
では、なぜ鉄製のフライパンがくっつくのでしょうか?
真相をご紹介します♪
一言でいえば、「使い方が間違っている」ためです。
フライパンは、吸着水とフライパンの温度が低いとくっつきやすくなります。
〇吸着水について
吸着水は、鉄と空気中の水分が結びつき、薄い膜を作ることです。
そしてこの膜が、糊のような役目を果たしてしまうため、くっつきが起きます。
食材の成分はほぼ水分でできており、中でタンパク質が溶けだしています。
そのタンパク質を含んだものが、糊のようなものになってしまいます。
ではどうすればいいかというと、吸着水を飛ばせばくっつきが無くなります。
そのためには鉄のフライパンを煙がでるまで熱します。
温度はだいたい250度くらいで初めて蒸発します。
少し手間がかかるようにも思いますが、これでくっつきが防げるなら簡単ですね。
〇フライパンの温度について
鉄フライパンは、温度が低いとくっつきが起きてしまいます。
食材のタンパク質とは、温度が低いとくっつく性質があります。
なので、一気にフライパンを加熱して下さい。
加熱することで、タンパク質が固まりくっつくのを防ぐことが出来ます。
こんな熱くて大丈夫?と思うくらいで大丈夫です。
食材は冷えていることが多いので、高温で加熱してください。
鉄フライパンのお手入れは簡単?!
できれば長く使うためにも、お手入れ方法をご紹介します♪
〇油慣らしについて
キッチンペーパーなどでサラダ油を伸ばし、加熱してください。
この作業を、7~8回行いましょう。
油慣らしをすることで、くっつきにくく、錆にくくなります。
〇フライパンの洗いすぎに注意!
よく台所中性洗剤やタワシで洗う方がいますが、NGです。
鉄フライパンは油慣らしをするので、意味が無くなってしまいます。
〇水を入れて加熱しよう!
フライパンにたっぷりと水を張り、中火で沸騰させてください。
使うたびにこれをすれだけで、汚れが浮かびあがり綺麗になります。
まとめ
鉄製のフライパンがくっつく真相や、お手入れ方法をご紹介しましたが、いかがでしたか?
鉄フライパンがくっつく原因は2つありました。
どちらも共通なのは、加熱がたりない、ということです。
鉄フライパンのくっつきが気になる方は、まず加熱に意識してみましょう。
また、お手入れをすることでくっつきも防止することが出来ます。
油慣らしも覚えておくと、料理する時に楽になると思います。
鉄フライパンのくっつきに悩んでいる方は、是非参考ににしてみて下さい。
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