サラダなどによく使われるミニトマト。
小さくてかわいらしいですよね。
自分でミニトマトを育ててみたい。
けれど、家庭菜園なんてやったことがない。
何を準備したらいいのかさっぱりわからない。
そんな迷えるあなたに、ミニトマトはプランターで手軽に栽培できるということをお伝えしていきます。
ミニトマトの苗の選び方は?種類や時期も品種によって違うの?
ミニトマトの苗を購入する時期についてですが、4月の後半からゴールデンウィークあたりに購入することがおすすめです。
4月前半の苗はまだ10cm以下と小さく、花も蕾もない苗が多いです。
万一花が咲いてしまった場合は受粉不良となり、養分が葉や茎に行ってしまいます。
その結果、株は大きくなってもトマトが実らない「つるボケ」という現象が起きます。
せっかく育てたのにトマトが実らないというのは悲しいですよね。
なので苗を購入する時期は4月の後半からゴールデンウィークあたりと覚えておいてくださいね。
品種は好きなものを選んでもらって構いません。
甘いミニトマトが好きなあなたは、シュガープラム、純あま、つやぷるんがおすすめです。
せっかく育てるなら大量に収穫したいというあなたは、千果、すずなりミニトマト、アイコがおすすめです。
最後に、苗の選び方です。
ここが1番重要です。
まず、苗を遠くから見た時に長方形の形をしているものを選びましょう。
苗の上から下までバランスよく成長している証だからです。
次に、草丈が30cm以内のものを選びましょう。しっかりとした苗が好ましいです。
10cm以下のものは成長不足なので避けてくださいね。
そして、接ぎ木苗を選びましょう。
接ぎ木苗とは苗の根元を野生品種で接ぎ木した苗のことです。
値段はやや高いですが、苗が病気にかかりにくく、初心者でも育てやすいです。
実生苗という種から育てられた品種は接ぎ木苗より安く売られていますが、病気にかかりやすいため初心者には向きません。
少し値段が高くてもしっかり収穫できた方が嬉しいですね。
ミニトマトの苗のプランターでの育て方は?
さて、苗以外にも準備するものがあります。
まずプランターです。
高さ、幅、奥行き共に30cm以上のあるものを選びましょう。
次に培養土です。
野菜用の元肥入りのものを用意しましょう。
3つ目に鉢底石です。
プランターの水はけをよくするために必要です。
4つ目に支柱と麻ひもです。
75cm程度のもの1本、150cm程度のもの3本を苗の成長に合わせて使い分けましょう。
そして苗をプランターに植えていきます。
- バケツに水を用意して、苗に十分に水を吸わせます。
- 土を入れたプランターに苗と同じ大きさの穴をあけます。
苗を軽く手で押さえながら植え付け、苗の周りをくぼませます。
そうすることで苗が水を吸いやすくなります。注意点として、ミニトマトは実が出る方向が同じなので、花が向いている方を手前にして植えてください。収穫がしやすくなりますよ。 - プランターに苗を植えたら、茎の補強のために小さめの支柱を立てて麻ひもで結びます。
きつく結びすぎないようにしましょうね。 - 水やりは苗を植えてから1週間は毎日水をやりましょう。
それ以降は、土が乾くころに鉢底が浸るまでしっかり水をやりましょう。
他にも病害虫対策やわき芽かきなど、お手入れの方法がありますが、育てながら学んでいきましょう!
初めてのミニトマト栽培を楽しんでいきましょう^^
まとめ
ミニトマトはプランターで手軽に栽培できることがお分かりいただけたと思います。
ホームセンターに行って苗やプランターを買いたくなってきましたね。
自分で育てたミニトマトを収穫するのはとても楽しいですよ。
ぜひ、プランターでミニトマトを楽しんで育ててみてくださいね。
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