七面鳥は顔色が次々と変わるためこの名が付いたとされています。
そして、そんな七面鳥はネイティブアメリカンの人たちから与えられ、クリスマスには食べられるようになった、という歴史があるんですよ!
確かに七面鳥って、なぜ七つの面の鳥って書くのか、由来や意味がよく分かりませんよね。
でも、七面鳥と名前が付けられたワケはちゃんとあるので、今回はそんな、七面鳥の名前の由来や、なぜクリスマスに食べるのかを詳しく紹介します。
七面鳥の由来・意味は?
七面鳥の名前の由来はズバリ、顔色が様々に変化するからです!
というのも、七面鳥って通常時でも頭部は上の方が青白く、下の方が薄いピンク色をしているのですが、興奮したりすると、顔色が赤や青、紫などに変化することがあるんですよ。
要するに七面鳥は、顔色が感情によって変化するという意味で、七つの面の鳥と名付けられたんですね。
ちなみに、本当に七面鳥の顔色は七色に変わるわけではありません。
この七つという言葉には、『たくさん』とか『多く』という意味が込められているので、実際の七面鳥は顔色が七色変化するのではなく、4~5色程度に色が変わるくらいでしょう。
でもそれくらい七面鳥はたくさん顔色を変えるということから、『七』という文字が当てはめられたんですよ。
確かに、たくさん変化することを『七変化』なんていったりもしますよね。
ということで、七面鳥の由来は顔色を様々に変化させるからなので、お子さんに聞かれた時はぜひ、『顔の色がたくさん変わるからだよ』と教えてあげるようにしましょう!
七面鳥をクリスマスになぜ食べるの?丸焼きの中身の決まってる?
なぜ七面鳥をクリスマスに食べるようになったか、その由来を詳しく説明しますね。
その昔、ヨーロッパからアメリカに移り住んだ人々は、どうしても収穫が上手くいかなくて食料に困っていました。
そこにネイティブアメリカンの人々がやってきて、七面鳥を与えてくれたんですよ。
その後、無事に収穫ができるようになったアメリカ人たちは、ネイティブアメリカンの人々に感謝をすると同時に、収穫をお祝いする意味も兼ねて、七面鳥を食べるようになったのです。
つまり七面鳥とは、アメリカ人にとって特別な食べ物だったんですね!
ちなみに七面鳥を食べるのは実際にはクリスマスだけでなく、結婚式や感謝祭などのイベント時に食べることもあるんですよ。
てっきりクリスマスに七面鳥を食べるのって、何か宗教的な意味があるのかと思ってましたが、実はネイティブアメリカンの人々に助けられたことへの感謝だったんですね!
そんな七面鳥には、セロリやニンジン、玉ねぎなどの野菜を細かくカットしたものや、タイムやセージなどのハーブ類を詰め物にして調理します。
また、サイコロ状にカットしたパンを詰める場合もあるんですよ!
何だか詰め物をするなんて、韓国料理のサムゲタンにちょっと似ていますね!
ちなみにアメリカでは、七面鳥用の詰め物が缶詰で売られていることもあり、やっぱり詰め物をして食べるのが一般的なんですよ。
詰め物をして焼いた七面鳥って、一体どんな味がするんでしょうか?
日本では七面鳥はあまり売られていないし、馴染みがないから味の想像がつかないですよね。
でも機会があったら、詰め物をしてローストした七面鳥を食べてみたいと思います!
まとめ
いざ由来を聞かれるとわからないものって結構ありますよね。
これでお子さんに聞かれても大丈夫です!
ぜひ機会があれば七面鳥食べてみてくださいね。
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